ダイヤモンドの歴史
世界で最も硬い物質であるダイヤモンドは、その美しい輝きと価値で日本人のみでなく世界中の人々を魅了しています。ダイヤモンドの誕生から現在までには、長きに渡る歴史があります。ダイヤモンドの歴史についてご紹介します。
ダイヤモンドの誕生
ダイヤモンドの誕生には諸説ありますが、最古のダイヤモンドは、地球の大陸が形成されるよりも遥か昔、45億年前に地下深くに生まれたものだといわれています。人類が初めてダイヤモンドを見つけたのは、紀元前のインドという説が有力です。当時の人々からは魅力的な輝きと耐久性から珍重され、「力を授ける石」として崇められていました。また、古代インドの人々は、すでにダイヤモンドの表面を平らにするような高い研磨技術を持っていたともいわれています。
研磨職人の手でより美しく
1470年代になるとベルギーのルドウィグ・ヴァン・ベルケムが、ダイヤモンドをダイヤモンドによって研磨するという方法を発見しました。それをきっかけとして、ヨーロッパでは多くの研磨職人が誕生しました。その後もダイヤモンドの研磨法は研究され、ダイヤモンドは形・美しさともに注目を集めることとなります。また、1700年にはヴェネチアでヴィンセント・ベルッチがブリリアン・カットの原型を生み出しました。
世界に広がっていくダイヤモンド
インドは、紀元前から18世紀になるまでの長い間、ダイヤモンドの主な原産国でした。しかし、18世紀に入ると様々な国々においてダイヤモンドの採掘量が増加していき、ダイヤモンドはすぐに世界へ広がっていきます。また、ヨーロッパ全域でカッティング技術が向上したことなどから、ジュエリー文化が著しく発展していきます。ヨーロッパがダイヤモンドにとって重要な場所とされているのには、このような背景があったのです。
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